『Keim(カイム)1』(コピー、画用紙、2000年作)
これは、コラージュ作品です。『神殿』という油絵の作品のために
幾つか作ったのですが、この小さな一枚が最も好きで、今でも、
「カイム君」と呼び、自分のオリジナルマスコットとして
可愛がっています。
何も考えずに、切って貼って、勝手に出来る変なものは、作ったはずの
本人を、いつも驚かせます。「Keim」とは、ドイツ語で、「芽、胚、胎児」という意味を持つ言葉です。
彼に本当にピッタリの名前を見つけてしまったなと思っています。
これからも私とともに成長していきます。
『Earthborn Child』(油彩、キャンヴァス、2002年作)
この作品は、『勾玉ちゃん』が基になっています。
この子が心地良さそうに浮かんでいる場所は、一体どこなのでしょう。
海?洞窟?宇宙?・・答えは、羊水です。
どうやら、私の記憶にある胎内の光景のようです。
世界中の、どんな生きものも、皆誰かの子ども。
すべての人の、記憶の片隅にある世界だと想うのです。
2002年11月9日
第1回 尾道大学翠郷祭
個展『瞳の世界』
『MOON』(リトグラフ、いづみ紙、2003年作)
石版画(リトグラフ)による作品です。
リトペンシルで石版(今はアルミ板を使う)に直接描画し、
版を作っていきます。
最終的に、インクのつく部分には油分が施されて、インクを
つけない所には水分を保つように刷ります。
この絵は、宮沢賢治の小説を読んで生まれたイメージです。
どの話というのではなく、彼の世界に浸った後、私の中で
再構成された、私の心の中の世界を描いているのです。
・・・
月世界の住人か、旅人か。よく見ると足が見えません。
半獣ケンタウルスか
・・・
『ikone(イコーネ)』
『空蝉』
平成15年11月8日、尾道大学翠郷祭にて東雲の習作展が行われました。
2004年11月13日
第3回 尾道大学翠郷祭
二人展『空人house』
『2004年度 アート and クラフトフェアー in 倉敷』
『自画像』(油彩、キャンヴァス、2004年作)
卒業制作と同時に描いていた自画像。ずっと大学のアトリエで制作し、
一度完成させたのですが、教授の助言を受け、画面を潰して書き直し、
今の画面になりました。
大学ではなく、自分の家で制作したこともあり、より集中して書くことが
できたような気がします。
今までに描いた自画像の中で、一番いいなと想っています。
2005.8.10(水)~15(月)の6日間、
福山市、アートショップ ふくふくにて
東雲ひどり こと 篠原瞳の個展が行われました。
第1回 尾道大学大学院美術研究科修了製作展
と き | 2007年2月15日(水)~20日(火) |
と こ ろ | 尾道市立美術館(地図) |
そ の 他 |
会期中は無休。入場無料。 卒業制作・修了制作の図録を会場で販売 |
東雲本人より、2008.7.16(水)~7.21(月)に行われた二人展のレポートが届きました!(画像をクリックしてください)